（作詞／作曲 斎藤ノワール）

大ッ嫌いな夢を見たの
ナイフの衝動が細胞を抉る
真っ暗な夜が怖くて
こっそりつけた爪で掻きむしる

パパ 叩かないで
ママ 泣かないで

膨らんでく胸を持て余しながら
切り刻んだ感触が広がって
バラバラのまま
細胞分裂 止められないのよ

強張る頬 痣笑う体
無様に地を這いカラクタになった
横たわる前に悔やむがいい
幼い存在 無力という罪

パパ 叩かないで
ママ 泣かないで

膨らんでく胸を持て余しながら
切り刻んだ感触が広がって
バラバラのまま
細胞分裂 止められないのよ

（作詞／作曲 斎藤ノワール）

I bit my nail growled and covered with pain
Behave proper most stupid of anyone
Carry the paralyzed body in my room
For lay myself

Killing my breath
Pray it doesn’t find me
I’m no more here

My ugly skinny body in the mirror
I’ｍ laughing show my tongue I won’t be looked at
’Cause these little scars can’t kill me
I feel no pain

Killing my breath Pray it doesn’t find me
I’m no more here

I lost my voice
I won’t tell anyone
My veins disobey
Heard only chewing sound
Fear blowing wind
Forget broken window

Killing my breath
Pray it doesn’t find me
I’m no more here

I’m no more here

Killing my breath
Hidden myself

（作詞／作曲　斎藤ノワール）

誰が歌うの
誰に歌うの　子守唄
きつくなる籠の中
小さく可愛いまま

その腕に抱いて
他には何も要らないの
次の朝が来ぬように
正しく閉じ込めて

優しい微笑みに
甘えて微睡み
おやすみを言って
眠って欲しかった

削げた腕で　殺いだ胸で
飢えた瞳で
軋む骨で
藻掻く度に
愛される夢　見れたのは
なんでだろう
なんでだっただろう

泣けない小鳥に
待ち焦がれてた　朝よ来て
光へと放たれて
飛び立つよ　もうすぐだ

戻りたい　戻れない
生きる重さをください
失くしすぎた体は
力尽きてしまった

何度も　何度でも
愛しい名を呼ぶ
小さな声だよ
届いて欲しかった

削げた腕で　殺いだ胸で
飢えた瞳で
軋む骨で
藻掻く度に
愛される夢　見れたのは
なんでだろう
なんでだっただろう

（作詞／作曲　斎藤ノワール）

空見上げても
目を伏せてみても
耳塞いでも
降り止まぬ
鳴り止まぬ

待ちわびていた
初夏の歌
触れた刹那で
知れもせずに

うたかたの子守唄
雨の匂い　染みてゆくの

湛えてたら
爛れながら
溢れるから
ああ痛くて
ああ痛くて
生きれる？

奥歯をきつく
噛み締めてても
凪いだ胸　薙いだ雨

深く刺されば
水面に涙
何を映すの？
理由も無くて

この身を裂くような
血潮を聞いてた

尽きぬ闇に
月の刃
突いて　もっと
ああ痛くて
ああ痛くて
生きてる

ああ痛くて
ああ痛くて
生きれる？

ああ痛くて
ああ痛くて
生きれる。

（作詞／作曲　斎藤ノワール）

其処は小さな家でした
無邪気な淡い思い出を
塗り潰してしまった
抱え切れないと　吐いて

旅立つことを決めた朝の
自由すぎた空の下
拙い言葉　尽きれば
幾度　独りを知る

咲いて　咲いているよ
風を聴いた　雨が泣いた
咲いて　咲いて生くよ
あなたが知らなくなっても
咲いて　咲いていた

おんなじ匂いの傍らで
形　預け　息をした
いつでも思い出します
縋る背は　明けの夢

旅立つ人を見送る朝の
悲しすぎた空の色
骨になれば　分かるのかな
僕の行き先

咲いて　咲いているよ
痛みさえ　鮮やかに
咲いて　咲いていてよ
ああ　僕は忘れないでしょう
咲いて　咲いていた

雪になって　花になって
土に還り　いずれ朽ちて
遠い海　月日星
届かぬ果て　照らせ

咲いて　咲いているよ
風を聴いた　雨が泣いた
咲いて　咲いていくよ
あなたが知らなくなっても
咲いて　咲いて

咲いて　咲いているよ
痛みさえ　鮮やかに
咲いて　咲いていてよ
ああ　僕は忘れないでしょう
咲いて　咲いていた